文章が苦手な人へ

(^o^)/~~登録カウンセラー 松尾先生よりアドバイス

「長文を書くのは苦手、何を書いていいか判らない、こんなこと書いていい
のだろうか・・」
そんなことを思われていますか?

実は、メールカウンセリングでは、自由で、殴り書きのように長文を書くこと
が、効果的なのです。長文を書くと言っても、思うことを連想的に、散文的
に、どんどん吐き出すことでいいのです。

とにかく、今、自分の心の中に淀んでいるものを、だらだら書いてみればい
いのです。
それだけで、まず、ひとつ目の効果が起こるでしょう。

思いつくことをどんどん文章化する行為は、混乱し、もつれた脳を落ち着か
せることになります。

問題を自己発見し、片寄った思い込みや誤った記憶を再確認しているうち
に、感情的になっていた心が少しクールダウンしてくるはずです。

メールカウンセリングは、論文ではありませんから、旨い文章を書く必要は
ありません。
漢字が間違っても、表現が変でも構わないのです。

文章を綺麗にまとめようとせず、関係がないこと、言い間違いなどもどんど
ん書いてみることが実は、効果があるのです。

例えば、もし、最初に書いたことと、終わりに書いたことに論理的な食い違
いがあったり、矛盾があれば、その方が良いのです。その方が、本心に近
い、自分の気持ちや問題解決を発見する手がかりが見つかる可能性があ
るからです。

恥ずかしいと思えるような、他愛のない出来事も、一見関係なさそうな、で
も気になることもアウトプットしてみましょう。

カウンセラーにとっても、そのような盛り沢山の文章をもらえれば、より良い
ヒントを与えるチャンスが得られ、その後の、カウンセリングもうまく進みま
す。

ある程度、カウンセリングに慣れ、文章を書くことに抵抗がなくなってくれ
ば、文章を書く効果がさらに現れてきます。

人は、読み聞きするより、話し書く方が、脳に強い刺激を与えられます。

文章を繰り返し書くことは、擬似的な体験をすることに近いので、無意識レ
ベルの嫌な記憶やマイナスの思考パターンを少しづつ矯正していくことが
期待できるのです。

スポーツ選手は、自分の歪んだフォームを直すために、プレー中の自分を
ビデオで観察します。

それと同じように、心の問題を解決するのに一番役立つのは、悶々と考え
ることではなく、自分の嫌な記憶と歪んだ思考を、文章を書くことを通して、
外から観察してみることなのです。
 
ぜひ、長文を書くことにチャレンジしましょう。

トップへ
トップへ
戻る
戻る



inserted by FC2 system